廃車できるかどうか心配じゃ!
ローンはどこで?
車を買った時のお金はどこで借りたのでしょうか?
ディーラーでしょうか?
銀行のマイカーローンでしょうか?
それとも、親や兄弟などでしょうか?
ローンが完済していない場合に廃車の手続きができるかどうか、次の表にまとめてみました。
ローン名称 | お金を借りた所 | ※車の名義人 (所有者) |
廃車の 手続き |
ディーラー ローン |
ディーラー 信販会社 |
ディーラー 信販会社 |
不可 |
マイカー ローン |
銀行 | 自分 | 可 |
親ローン | 親、兄弟 親戚など |
自分、親など | 可 |
※車の名義人(所有者)は、車検証をご確認下さい。
廃車の手続きは基本的に所有者でないとできません。
ローンがある場合の廃車の手続き
ディーラーローンの場合
車は担保として扱われ、ディーラーや信販会社が車の所有者となります。
ローン完済後に所有権解除をして自分が所有者にならないと廃車の手続きができません。
マイカーローンや親ローンの場合
銀行は借りる人の年収や職業、勤続年数などで、親は子供を信用してお金を貸してくれています。
そのため、車は担保として扱っていませんので、車の所有者は自分または親になります。
ですので、ローンが完済していなくても、廃車の手続きに問題はありません。
ローンが残っているけど廃車を決意した方へ
事故や災害で車が大きく破損した場合、修理するか廃車にするかを考えますよね。そのようなお悩みをお持ちの方は、こちらの「廃車の判断基準」の記事を参考にしてください。
ローンが残っているけど廃車を決意
マイカーローンや親ローンの場合
前項で説明しましたように廃車は問題なくできますが、ローンは残ってしまいます。業者に廃車をなるべく高く買い取ってもらって、少しでも返済額を減らすよう頑張りましょう。そのためにも、廃車買取業者は上手に選んでください。
「廃車手続きの解説」については、こちらをご確認ください。
廃車手続きの解説へ
ディーラーローンの場合
車の所有者でないので、車を勝手に処分できません。所有者になるためには、ディーラーや信販会社に所有権解除の手続きをしてもらう必要があります。
そのための方法は以下のようなものがあります。
- ローンの残金を一括返済する
- ローンの組み換えをする
- ディーラーや信販会社に事情を説明し、今後のローン返済計画を交渉し、所有権を解除してもらう。
- は、貯金など先立つお金が必要です。
- は、新たにローンのを組むので、お金を貸してくれるところを探さなければなりません。
- は、相手にとって理解の得られる交渉をしなければなりません。
1.~3.のどれを選んでもハードルが高いですね。
廃車買取業者によるローン組み換えサービス
廃車買取業者と信販会社の検討が同時に行えます。
まず廃車買取業者が車を査定し、次に信販会社がその査定額とローン残金とで新たなローンの組み換えを検討します。
その検討結果より、毎月の返済額をシミュレーションしてくれるサービスです。
もちろん新たにローンを組むのですから融資審査がありますが、ローンの所有権解除で困っている方には、うれしいサービスかと思います。
ローンの組み換えと返済シミュレーションは、廃車買取業者の無料査定に申し込むだけですので、とても簡単です。
まとめ
ローンが残っている場合の廃車
ローンがあっても自分が車の所有者であれば、問題なく廃車できます。
ディーラーや信販会社のローンが残っている場合、廃車するためには所有権解除が必要です。
ローンの組み換えには、廃車買取業者の便利なサービスがあります。