廃車の判断基準!思い出のある車と別れを決意をする時!

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お得な廃車の判断は?

茂三
車にはいろいろと思い入れがあることが多いから、中々手放す決心が付かないもんじゃが、廃車する判断基準ってあるのかのう?

思い入れがあっても、朽ちて行く車を見るのは辛いよ。
これから判断基準の説明するよ。手放す判断のお手伝いが出来たらいいね。
健太

廃車の判断基準

廃車の判断は、新車登録から経過した年数によって分けて考えます。

 

新車登録から5年未満で廃車を判断する

新車登録から5年未満ですので、多くのユーザーは中古車で売ることを考えます。
廃車にする場合は以下が判断ポイントになります。

廃車の判断ポイント

次の場合は廃車した方がお得な判断となります。

  1. 事故等で修理代が新車価格の50%以上掛かる場合
    ⇒車の価値は5年で新車の約半分になります。修理代で廃車にする車と同程度の中古車が見つかる可能性があります。また、年式が新しいので損害を受けていない部品があれば価値があります。そのため、廃車の買取価格にも期待ができます。
  2. 水害車でハンドルの上まで水に浸かった場合
    ⇒すべての部品が水に浸かった状態です。どんな水に浸かったかにもよりますが、修理代も相当掛かると考えられます。また、修理したとしても水に浸かった部品には・電気系統のトラブル・錆やすくなる・臭い等のリスクが残り完全に元の状態には戻りません。

水害車については、水没位置に応じた買取シミュレーションを廃車買取業者が提供しています。
水害車シミュレーション

 

 

新車登録から5年~13年で廃車を判断する

車の寿命は、整備次第で全然違ったものになります。
新車登録から5年~13年までの車は、次のポイントに当てはまる場合、廃車時期を判断する目安となります

廃車の判断ポイント

  1. 故障個所が1年の間に何か所もある場合
  2. 1年間に掛かる修理費用が新車価格の10%を超える場合
  3. 買取り査定がゼロであったが、車検までまだ期間があり還付金を受け取れる場合
  4. 新しい車が欲しくなった。
還付金の解説はコチラ

 

きちんと整備して大切に運転すれば、10年10万㎞は楽にクリア出来ると思います。
以下が長寿命のポイントです。

長寿命の車のポイント

  1. 12か月点検は毎回を行っている
  2. オイル交換は5000㎞毎に行っている
  3. オイルフィルターは10000㎞毎に行っている
  4. 急発進、急加速、急ブレーキ、急旋回はほとんど行わない
  5. 舗装された駐車場に止めている
  6. 屋根のある駐車場に止めている
  7. 高速道路をよく使う

車の調子が良ければ走行距離が10万㎞を超えていても廃車を気にすることはありません。これからも愛車を大切にし、長いお付き合いをしていきましょう。

 

車の寿命は、走った距離より、どのような整備をしたか、どのような所を走ったか、どのような運転をしたかで決まってきます。
以下が故障しやすい車のポイントになります。

故障しやすい車のポイント

  1. 上記の長寿命の車のポイントにほとんど当てはまらない
  2. 冬は雪道やシャーベット状の道路を走ることが多い
  3. 寒冷地で凍結防止剤を撒いた道路を走ることが多い
  4. 海沿いに車を止めている
  5. 車に全く乗らない期間が3ヶ月以上ある

早い車では6年目位から修理に掛かる費用が増えてきます。

  • エンジンや排気音から異音がする
  • 旋回中に異音がする
  • エンジンオイルに金属カスが混じっている
  • 変な振動がある
  • 燃費が急に悪くなった
  • まっすぐ走らない
  • 排気から異臭がする
  • 排気が透明でない
  • エアコンが効かない
  • 充電しない
    など車に異常を感じたら、検査と修理見積りを取りましょう。

 

 

新車登録から13年を超えで廃車を判断する

まず、13年間走ってくれた車に感謝しましょう。また、車を大切に扱ってきた自分も褒めてあげましょう。しかし、車もこの位の年数になりますといくら普段の整備をきちんとしていても、走行距離に関係なく樹脂部品やゴム部品の経年劣化が進み、それらの交換費用が増えてきます。

新車から13年を超えた車は、次のポイントに当てはまる場合、廃車時期を判断する目安となります

廃車の判断ポイント

  1. 故障個所が1年の間に何か所もある場合
  2. 1年間に掛かる修理費用が新車価格の10%を超える場合
  3. 交換部品の入手が困難になった場合
  4. 税金などの維持費が高いと感じた場合
  5. 新しい車が欲しくなった時、車検までまだ期間があり還付金を受け取れる場合
還付金の解説はコチラ

 

13年を超えた車の注意点です

  • オイルシール等のゴム部品がダメになった場合
    ⇒オイル漏れが発生し故障の原因となります。
  • ジョイント等のゴムブーツがダメにった場合
    ⇒グリースが飛散し故障の原因となります。
  • ブッシュ等のゴム部品がへたった場合
    ⇒走行時に振動や異音が増えます。
  • すでに生産が終了している車の場合
    ⇒自動車メーカーの部品保管は生産終了から10年ですので、修理部品の入手が困難になります。
  • 13年で自動車税と重量税がアップします。

 

 

まとめ

廃車の判断は、新車登録から経過した年数によって分けて考えます。

廃車の判断 まとめ

  1. 新車登録から5年未満
    事故や水害を受けたことが廃車の判断理由となります。
  2. 新車登録から5年を超え13年未満
    普段の整備で車の調子に差が出ます。1年間に発生する修理箇所費や修理代で廃車時期を判断しましょう。
  3. 新車登録から13年超え
    大事に乗っていても、いつかは愛車との別れの時期がきます。しかし、困難があっても修理して愛車に乗り続ける決意があるなら頑張りましょう。

 

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