ただより高い物はない
「廃車の処理を廃車買取業者に依頼するとレッカー代や解体費用が無料になる」と知って、ちょっと気になったことわざじゃ。
「ただより高い物はない」は、よく聞くことわざじゃが、一般的によく使われる意味は、以下のようじゃな。
・ただで何かをもらうと、代わりに物事を頼まれたりお礼に費用がかかったりして、かえって高くつく。
・一時的には、無料・無償であったり、非常に安価であったりするものは、後になって相応又はそれ以上の対価を支払うことになるものである、世の中は、都合良くできているものではないという戒め。
わしも今まで生きてきて、ずっとこの意味で使っておった。ところがこのことわざには別の意味があることを知ってしまった。ショックじゃった。!
わしは『斎藤ひとりさんの教え』が好きなんじゃが、「ただより高い物はないの本当の意味」を教えてもらった。以下はその引用じゃ。
あなたに二つ付いてる目はおいくらで買ったんですか?
ただですよね?
その二つ付いてる耳はいくらで買われたのですか?
ただだよね?
この耳おれ30万出すからちょっと切っていい?
って言われたらいやだよね?
100万でもこの耳切られちゃうと嫌だ。と思うものを神様はただでつけてくれてるんだよね。
だからただの物。
例えば空気。
お勘定払ってないじゃない?
だけどこれ貴重品なんだよ。
雨だってただで降ってくれるんだよ。
本当にお水なくなったら困るんだよ。
鼻だってなくなったら、メガネがずれる程度の問題じゃあないんだから。
俺たちは本当の貴重品。
頭でもなんでもそうだよ。
命だってそうなんだよ。
ただでいただいてるの。
ただより高いものはないっていう本当の意味はそっちなんだよ。
廃車費用が無料について
廃車に掛かる費用は、
- 解体費用
- レッカー代
- 廃車手続き費用
- 還付金手続き費用
などがあったが、廃車買取業者に依頼するとすべて無料じゃった。自分で廃車する場合は、そのすべてに手数料を払わなければならないのに、廃車買取業者はどうやって儲けているのか不思議じゃった。今回、廃車買取業者のことを教わるうちにいろいろ判った。
- 廃車には価値がある部品が存在する
- 廃車は所が変われば価値がかわる。世界中には日本の廃車に価値をつけてくれる人達がいる
廃車買取業者は処理に支払った手数料より上回る価値を引き取った廃車からコツコツと見つけているのじゃな。つまり廃車買取業者の努力でわしらの廃車費用が無料になってる訳じゃ。
感謝じゃ!!
廃車費用無料について、「ただより高い物はない」のことわざは、「一般的な使い方」、「斎藤一人さんの教え」のどちらにも当てはまらないようじゃな。